• 「将来の家賃を保証してくれる」
  • 「建物の管理をすべてしてもらえる」
  • 「空室家賃滞納リスクを回避できる」

など、サブリースには様々なメリットがあります。
しかし、そのメリットばかりにとらわれてしまうと、後でトラブル被害に遭うこともあります。
サブリースは、契約後のトラブルも多いので注意しておく必要があります。

会社破綻

会社倒産サブリース契約後のトラブルとして、まずは会社破綻が挙げられます。
サブリースはとても魅力的なシステムですが、それは、サービスを提供してくれる不動産会社などの専門業者があってはじめて成り立ちます。
そのため元となる不動産会社が破綻してしまうと、その時点で契約も一緒に破綻してしまうことになります。
最近はだいぶんと景気も持ち直してきてはいますが、またいつ低迷するか分かりません。
いくら景気が良く見えていても、数年先はどうなっているのかは誰にも分からないのです。
そのようなことを考慮してか、不動産管理会社が保障する内容も安全な水準にまで抑えられてきているようです。
しかし会社同士の競争もありますので、無理なサービスを売りにするところも出てくるでしょう。
そういう会社は魅力的に見えますが、将来倒破綻してしまうリスクも抱えています。
一度破綻してしまうと利用者も大きな損失を被ってしまいますので、契約を結ぶ際は十分な注意が必要です。
このように顧客獲得のために過剰なサービスを提供する会社が出てきている、利用者はその事実をしっかり認識しておくことが大切です。

保証代金の減額請求

減額サブリース契約のトラブルとしては、この代金の減額請求もあります。
契約を結んだ後、経済事情などの変化により、減額請求してくる不動産会社も少なくありません。
もともと低い額で設定された家賃がさらに低くなってしまうと、オーナーの収入にも大きく響いてきます。
ここで問題となるのが借地借家法ですが、この法律が建物の借主である不動産会社にも適用されるのです。
この点については最高裁の判例もありますので、より注意しておく必要があります。
つまり、当初設定した家賃保証額が経済変動などの影響で不相当なものになった場合、契約条件に関係なく貸主と借主それぞれに増減請求できることになっています。
このようにサブリース契約をした後に、不動産会社から保証代金を減額請求される可能性があります。
不動産会社の中には、「10年保証」、「20年保証」などを売りにしているところもあり、オーナーにとっては魅力的なサービスに見えるかもしれません。
しかし、数年後にいきなり減額請求されると生活にも大きく響いてきます。
そのためそのような魅力的な保証がある場合でも、将来の保証は大丈夫なのか、不動産会社にしっかり確認しておくことが大切です。

中途解約

サブリースを解約サブリース契約後のトラブルとして、中途解約も忘れてはいけません。
不動産会社から保証額の減額請求があった場合、他の会社での契約を希望するオーナーも多いはずです。
しかし、サブリースは中途解約が簡単にできないのが実情です。
オーナー側が途中解約する場合、オーナー側に正当事由が必要になるからです。
そのため契約する際は、その点についてもしっかり確認しておく必要があります。

契約の際は注意する必要があります

サブリース契約はオーナーにとってとても魅力的なシステムですが、契約後のトラブルも多いので注意する必要があります。
トラブルを避けるためにも、契約の段階での不明な点をすべて解消しておくことが大切です。